2012年8月28日火曜日

レッスン29

遊んでばかりはいられない。
お勉強ですよ~

今日も「他のわんこに反応しない」練習。

ウォーミングアップの歩行練習。
「つけ」がきれいになってきたけど、目を見るまで時間がかかるなぁ。
「待て」もクリア。

ノーリードでの歩行訓練に入る。
直線でなくて、8の字に歩く。
カーブに入る時、出るとき、イオスは漫然と歩いているから
母がカーブを描いて歩いているのに気が付かず・・・離れていく。
「離れてからでなく、離れそうになったら、声をかける」
「おいで!」と言うたびにハッとして、母の顔を見て、ついてくる。
ちゃんと母の顔を見たまま、歩いていれば、離れて行けないはず。
集中力の持続は大きな課題だなぁ。

その後、「他のわんこ」訓練に入る。
犬舎の前に座って、母と待つイオス。
そこへ犬舎から先生と愛犬が登場。
猛然とダッシュするイオスに、一瞬リードを引くタイミングが遅れた母。
砂で足が滑り、イオスに引きずられ、リードを振り切られた。
匂い嗅ぎをするイオスに先生が「ダメ!いけない」とお尻をペチ!
先生は愛犬を犬舎へ入れ、
母はイオスを捕獲し、マズルを持って「ダメ」と言い聞かせ、やり直し。

「待て」と言い聞かせ、母も気を抜かずに緊張して待つ。
ただし、リードは緩める・・・。
今度はちゃんと待てた。
母の心の準備次第なんだろうか。

次にノーリードでイオスを連れて歩き、先生は散歩モードで愛犬を連れて
すれ違ったり、正面や横から近づいたり・・。
顔は先生の愛犬に向くが近づくことはなく終了。

今度はイオスを自由に遊ばせる。
イオスが先生の愛犬に近づいたら、「おいで・つけ」で呼び戻す。
イオスは母と愛犬を見比べるのだが、戻ってくる。
そして・・愛犬のそばにいる時間をチョットづつ伸ばしていく。
イオスは「えぇ~、遊んでよかったんじゃないのですか??いまさら?」
ってな感じで、聞こえないふりをしたりする。
そんな時、「おいで」 「おいで」 「おいで」
と声が大きくなるだけで、同じことを繰り返して言ってしまうのだけど
ダメなことをしているとわからせるように1度ちゃんと「ダメ」と言うこと。
こちらに踏み出したら、「合ってるよ!」と褒める。
一声で戻らないこともあるが、毎回、戻って来た。
本日はここまで。

イオスはここ数回「他の犬に反応しない」練習ばかり。
そして毎回出来てるような出来てないような・・・。
進歩しているんだろうか?先に進めるのはいつ?
ちょっと先が見えない感じで、不安もあり、練習も手抜きになりがち。
次のレッスンが入っていなくて、だれもいないのもあり
「もう一押しっていうところまで来てますか」と図々しい質問をしてしまった。
「そうですね。よくはなって来てますよ。あと少し・・。
最初から、ちゃんと他の犬を待つコマンドがきけるようになったら、
いろんな課目をやってみましょう」
先の見通し?を聞けて、やる気がよみがえる。
地道な練習だけど、大事な練習だとわかっていても
同じような練習はいつ終われるのか・・不安になって来ていたから安心。
しかし・・「最初から」はトンデモナク難しくないか??
イオスは他の犬に反応してしまう衝動を抑えることは知っているけど
どんな状況でも押さえれるほど、身に染みてない。
これは、繰り返し繰り返し、そういう状況を体験するしかないんだろうか。
母が「ダメ」をいうタイミングを100%身に着けないといけないとも思う。

日曜日にSAで降ろしてみたことを話した。
「そういう経験は積ませてあげるといいですよ。但し、無理はしないでね」

ヒトやワンコがいっぱいな所でどうふるまうのがいいのか
経験がなければ、わからないよね。
「飼い主が怖がってはいけない。制御できる準備を。」
スクールは犬を訓練してもらうところでなく、飼い主が学ぶところだ・・・・。

photo by パウダー家

10 件のコメント:

hima さんのコメント...

確かに!!スクールは飼い主が学ぶところですね^^;

まる子 さんのコメント...

うんうん。
課目の形を覚えるのはすぐだけど、
それがいつでも再現できるようにするには
こういう心の勉強の積み重ねがないとダメ。
私はそれを身を持って体験しています…。
心を育てる時期と思ってFight!!

tkr さんのコメント...

ココロを育てる時期・・・って、ほんとにそう感じます。
パウダーは芸はすぐに出来るようになりますが、基本の人格みたいなものが、全く育ってません。
今日からパウダーも、誘惑の多い公園でひたすら「あとへ→座れ」を繰り返すコトにしました。

タビ介 さんのコメント...

himaさん
ですよね~~
ドックスクールじゃなくて
飼い主道場ってのが正しいと思う。。

タビ介 さんのコメント...

まる子さん
ありがとうございます。
ホントにこんなにキッチリここを仕上げないとダメなんだろうかって、思ったりしたけど
やっぱり、肝というか、山場なんですね。
マーゴをあそこまで育てたまる子さんの
言葉は勇気百倍です。
Fifht!!
焦らず、諦めず、イオスと一緒に育つぞ。

タビ介 さんのコメント...

trkさん
心の勉強は、人間も折れそうになります。
でも、お互い、頑張りましょう~~。

烈風 さんのコメント...

うちは人に愛想良く、犬にも良くが理想なんだけどいかついオスには何故かライバル視ししてしまいます。
小型犬でお腹見せる子はいいんだけど。

以前、紀州犬のオスでそんな舎弟が居ましたが大きくなって向こうからライバル視で(⌒-⌒; )

今朝も朝会う人たちに甘えてました。

このごろは子供たちから声をかけてきてくれ甘えてます。

優しいやつになりましたが散歩は
はよ行け!最近は突き飛ばしはなくなりましたが。

teru さんのコメント...

ああ~
こういう訓練太郎にも必要だ。
ランとかに行って
他の犬に興味がないっていうのは
寂しいのだけど
散歩なんかでほかの犬に気を取られないで
さくさく歩けるっていうのは
特に大型犬の雄犬には重要だ。
優しい犬だし、別に危害のある犬種でもない。
だけど、もしスイッチが入ったら
ガーーーーって引きずられたら
どうしようもないもの・・・。
訓練所って
確かに飼い主にもセンスと
相当な根気が相当問われると思う。うん。

タビ介 さんのコメント...

烈風さん
ハッピーは人間大好きですもんね。
イオスも大好きなんですが、近づき方が
怖いです~
♂は縄張り意識もあるから、張り合う相手だと難しいですね。ケンカまではいかないけど
一応、仁義きるみたいな・・・
スクールでも練習相手は女の子です。

タビ介 さんのコメント...

teruさん
太郎はいつもはのんびりしてるから
振り切る太郎が想像できないや。

訓練は1に根気2に根気、3,4がなくて5にメリハリだと思う。

訓練所って敷居が高かったけど、思い切って行ってみたら、初めてのわんこだった私には目から鱗なことも多かったよ。この年で生徒気分は若返るわ。