2013年5月16日木曜日

梵天丸 闘病日記 オゾン治療  5/12-14

GW過ぎから、とろとろのオヤツと15歳以上用の総合食の混合食を
食べる量が減り、自力でトイレに行けなくなった梵天丸。
量を食べていたから、止めていたニュートリカルを追加。
5月12日
朝はニュートリカル+ウェットフード+とろとろオヤツを食べていたが
夕食から食べず、トイレも連れていくまでガマンできず、
かごのシートでしてしまう。
5月13日
朝はニュートリカルを少し嘗めた。
帰宅すると、かごでウンもチーも。
夜はニュートリカルも嘗めない。
シリンジで2mlぐらい水を飲ませる。
口内炎は喉まで・・・口臭も。
5月14日
トイレに連れて行っても座り込んでしまう。
朝は水を2mlぐらい。
病院行を決断。
延命治療をしない方針だけど、
原因が口内炎という治癒が可能な病気であることを考えると
まだ延命以外にやることがあるかも。

しかし・・

かかりつけの野戦病院は予約でいっぱい。
迷ったが、セカンドオピニオンではないが、
市内で「猫が得意」と評判の先生のところへ行くことにする。
以前、我が家の自動車にぶつかってしまったサギを保護してくれた先生。

「これはすごいなぁ」
「延命治療をするしないの前に、原因を追究する検査をしたいですね
口内炎の原因は2つ。猫エイズや白血病などウィルスが原因のもの。
細菌感染のもの。
エイズなら完治はしないので、緩和ケア・延命治療。
細菌なら、治療完治もあります。」

野戦病院では検査をするまでもなくウィルス系はないだろうとの見解で
ここまでひどくないこともあって、ご飯が食べれるように
痛み止めを打っただけだった。
検査を改めて野戦病院ですることもできるが、明後日まで見て貰えない。
そこまで、梵天丸が持たないだろう。
それに、ネコが得意な先生だけに、治療方法もいろいろ提案してもらえた。

今回はこちらでお世話になることにしようと決める。

こちらの先生は検査の必要性として
治療方法が全く違うし、
ウィルスの治療方法は細菌性の病状を悪化させ、
細菌性の治療はウィルス性を悪化させるとのこと。
なので、検査したうえで、確信をもって細菌性の治療をとのことだった。

「細菌性なら治癒する可能性はありますか」と聞くと
「可能性はかなり高いです。細菌性の場合、新薬がいろいろ出ていて
試せる薬が多く、その分治癒できる可能性も高いです」

そうか・・治るかもしれないのなら・・
しかしその大前提は細菌性と確定すればの話。
検査でウィルスと言われれば、それはそれで腹を括れるではないのか?

検査結果まで10分とのこと。
検査をお願いする。

「エイズでも白血病でもないです。腎機能も正常。ただかなり負担がかかっていてナトリウム値は限界。つまり脱水症状なんですぐに点滴しましょう。
腎機能が正常なんで、口内炎の治療のみです」
以外にも栄養不足・貧血もOKだった。

補水の点滴をしながら、治療方針について説明を受ける。
「オゾン治療でまず痛みを取る。普通の酸素はOが2つですが
Oが3つくっついている・・・・気体で吸うと毒なんですけど
普段は・・・常温だと・・・」
母は高校時代、化学は全く受け付けなかった・・ので・・理解不能。
とにかく、このオゾンが冷蔵庫だと固まってるので、
それを口に耳かき1杯分ぐらい入れてあげる。
ある程度、痛みが取れたら、薬を飲ませる。
薬は効きそうなものから順番に試すしかないそうだ。
筋肉注射の痛み止めを打つ。
ここ1ヶ月、ほとんど動いていない梵天丸は筋肉がなく、
筋肉注射にならなかった。

天国へ返すまで、痛みや苦痛から少しでも離してあげれればと
思っていた母は、思いもしなかった「治癒」の可能性で舞い上がる。
100%ではない、体力的に間に合わないかもと言われているのだが
気持ち的には治ると思ってしまう。
現状は緩和ケアと同じことをしてる段階だから、万が一でも、
少なくとも、梵天丸の痛みは和らぐんだから・・。

大好きなニュートリカル、夜も嘗めなかった。
そんなに劇的に回復するわけないよね。
現状は緩和ケアと同じことをしてるから、

母がお風呂に入っている間に、シートにチーをしていた。
点滴したからね~
トイレにもう少し早く連れて行ってあげればよかった。
全身を拭いて、オゾンを口に入れて、寝かせてあげる。

痛み止めが効いてくれるだけでも、ゆっくり寝れるよね。



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